ケアマネの時間管理|1日3ブロックで持ち帰りゼロにした手帳の使い方

仕事と子育てを両立するママにとって、毎日のスケジュール管理は命綱ともいえる存在です。時間に追われず、効率よく日々を過ごすために、私自身が実践している具体的な方法をご紹介します。
ケアマネの時間管理
1日3ブロックで持ち帰りゼロにした
手帳の使い方
訪問が終わったら電話対応。
やっと記録に入ったら急な相談。
「また今日も、お迎えに間に合わない…」
この記事では、ケアマネの時間管理として、1日を3つの時間ブロックに分けるだけの方法をお伝えします。実際に使っている手帳の写真も載せました。
- 手帳の1日の欄を3つに区切る、それだけの書き方
- わたしの実際の1日のスケジュール例
- 予定が崩れたときの立て直し方(Q&A3つ)
以前は、記録を後回しにしたまま夕方を迎えるのが当たり前でした。訪問から戻ると留守電が溜まっていて、折り返しているうちに事業所から確認の電話。パソコンを開いたのが17時過ぎ、ということも珍しくありませんでした。
「今日こそ早く帰る」と思って出勤しても、優先順位を考えているだけでは何も変わらなかったんです。
変わったのは、時間そのものに役割を決めてからでした。
1つでも当てはまったなら、この記事はあなたのために書きました。
なぜ時間管理がうまくいかないのか?
「優先順位は考えているのに、なぜか回らない…」その理由は、実はシンプルです。
時間の使い方(配分)は決めていない。
これが根本的な原因です。
「これを優先しよう」と決めても、時間の枠を決めないと急な用事・電話・相談に時間を奪われ続けます。
予定を詰め込みすぎると心の余裕もなくなって、利用者さんとの面談も、子どもとの夜の時間も、どちらの質も下がってしまいます。
介護労働安定センターの令和5年度「介護労働実態調査」(労働者調査)では、労働条件や仕事の負担についての悩みとして「人手が足りない」が49.9%で最も多く、「精神的にきつい」が22.5%、「有給休暇が取りにくい」が20.5%と続いています。
人が足りない状況は、個人の頑張りではすぐに変えられません。だからこそ、自分でコントロールできる「時間の枠」から手をつけるのが現実的です。
https://www.kaigo-center.or.jp/report/jittai/
※介護職を含む労働者全体の数値です(ケアマネ限定の調査ではありません)
解決策|1日を「3つのブロック」に分けるだけ
タイムブロッキングとは、1日をいくつかの「時間ブロック」に分けて、各ブロックに役割を持たせる方法です。難しい道具は一切不要。手帳でも、スマホのカレンダーでもOKです。
ゴールデンタイム
まとめて処理
軽めのフォロー
※ 時刻はあくまで目安です。勤務時間やお迎えの時間に合わせて、前後にずらして使ってください。わたしの実際の1日は、このあとの表のとおり少しずれています。
朝は集中力が一番高い時間帯。ここに重要な業務を入れましょう。
- 初回面談・アセスメントなど頭を使う業務
- 重要度の高い訪問2〜3件
- ケアプランや支援経過などの記録作業
- 事業所・医療機関への連絡・調整
- メール・FAX処理
- 短時間訪問(10〜20分程度)の対応
このブロックは家族との時間を最優先します。お迎え・夕食・お風呂・寝かしつけ。その合間に残っている軽めの事務を15〜30分だけ行います。
- 翌日の訪問先確認・連絡事項メモ(5〜10分)
- 緊急対応のバッファ(余裕)を残しておく
具体的な1日のスケジュール例
イメージをつかみやすいよう、わたしの実際のスケジュール例を載せておきます。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 7:30 | 家族の朝支度・子どもを送り出す |
| 8:30〜11:30 | 朝ブロック:訪問2〜3件(重要案件優先) |
| 11:30〜12:30 | 昼食・休憩(必ず取る!) |
| 12:30〜15:30 | 昼ブロック:記録・電話連絡・書類整理・短時間訪問1件 |
| 15:30〜16:30 | お迎え(バッファ) |
| 16:30〜19:00 | 夕方ブロック:家事・夕食・家族時間、合間に軽い事務(最大30分) |
| 19:00〜 | 家族との時間・就寝準備 |
※ 図の時刻より30分ほど後ろにずれています。お迎えの時間から逆算して組んでいるためです。大切なのは時刻をそろえることではなく、「この時間はこれをやる」と決めておくことです。
よくある「うまくいかない」への対処法
まとめ|小さな仕組みが、毎日の余裕を作る
この記事の要点を、7つにまとめておきます。
まずは「昼ブロックに記録タイム30分を入れる」——この1つだけ、明日のカレンダーに書き込んでみてください。
1週間続けば、夜に持ち帰る記録がはっきり減ります。