【ケアマネをやめたいと思った日】それでも続けてよかった、私が踏みとどまれた理由②

【ケアマネをやめたいと思った日】
それでも続けてよかった、
私が踏みとどまれた理由②
正直に言います。
「やめよう」と思ったことは、一度や二度じゃありません。
それでも今もケアマネを続けているのは、以下の3つのことがあったからです。
踏みとどまれた3つの理由
やめようと本気で考えていた頃、職場の先輩ケアマネに正直に打ち明けたことがありました。
「最近、やめようかと思ってるんです」
しばらく黙って話を聞いてくれた先輩は、こう言ってくれました。
何も感じなくなった時の方が危ない。
今のあなたは、まだ大丈夫。」
その言葉が、すごく刺さりました。「しんどい」と感じているのは、まだ誠実に仕事と向き合っている証拠。無感覚になってしまう前に、話せてよかった。そう思えた瞬間でした。
そして先輩は、もう一言こんなことを言ってくれました。
その言葉を聞いた瞬間、思わず涙がこぼれました。やめたいと思っていた私に「天職」だなんて——正直、すぐには受け入れられませんでした。でも先輩の目は、真剣でした。
簡単にやめてどうするの。
しんどいからこそ、あなたじゃないとダメな人が
きっとどこかにいるんやから。」
その言葉が、胸の奥にじわじわと染み込んでいきました。
「天職」とは、最初から得意なことではなく
苦しみながらも、それでも離れられないもの
なのかもしれない。
あの先輩の言葉がなければ、今ごろ私はケアマネを続けていなかったと思います。しんどくて、ミスをして、子どもに怒って、「向いていない」と思い続けていた私が、それでもここにいるのは——あの日の先輩の言葉のおかげです。
やめることを考えたとき、「やめた後、どうなるか」を紙に書き出してみました。
書き出してみると、「やめたい」のは仕事自体ではなく「今の状況」への限界だったことに気づきました。
やめたいのはケアマネではなく、
「残業・クレーム・孤独な対応」だったのです。
問題の本質が見えると、「やめる」以外の解決策が見えてきました。
ある日曜日、子どもと公園にいたとき、娘が突然こんなことを言いました。
「ママって、おじいちゃんおばあちゃんの
お世話してるんでしょ?
すごいね、かっこいいね。」
——ある日曜日の公園で
たった一言でしたが、涙が出そうになりました。
子どもには「しんどい顔のお母さん」より、「かっこいい仕事をしているお母さん」が見えていた。
この仕事を続けながら、ちゃんとお母さんでいる自分を、子どもが見てくれていた。
それが、もう少し頑張ってみようと思えた一番の理由だったかもしれません。
「やめたい」気持ちは、サインです
誤解してほしくないのですが、「やめたい」と思う気持ち自体は、おかしくありません。
それは弱さではなく、限界まで頑張ってきた自分へのサインです。
ただ、そのサインに気づいたとき——「本当にやめたいのか」それとも「今の状況を変えたいのか」を、一度だけ立ち止まって考えてみてほしいのです。
🟢 に多くチェックがついた場合、
やめることよりも先に変えられることがあるかもしれません。
私が実際に変えた、3つのこと
「やめたい」と思ったあの時期から、今は週4日定時に帰れるようになり、子どもとの時間も確保できるようになりました。変えたことは、大きく3つです。
クレーム対応・難しい家族対応は、必ず上司・同僚に共有することをルール化しました。最初は「こんなこと相談していいのかな」と思っていましたが、話すことで頭が整理され、一人で夜中まで悩む時間が大幅に減りました。「相談することはプロの行動」と考えを変えました。
書類作成・連絡調整に時間をとられすぎていたので、よく使う文章・メールの定型文・記録のテンプレートを全て作り直しました。最初に少し時間がかかりましたが、その後の作業時間が大幅に短縮されました。「仕組みで時間をつくる」感覚を覚えると、残業が激減しました。
全員に完璧な対応はできない。利用者さんの全ての不安を私一人で解消することはできない。そう頭では分かっていても、感情的に引き受けすぎてしまうのがケアマネという仕事の特性です。だからこそ意図的に「私がすること」と「私がしないこと」を言語化しました。それがあるだけで、理不尽なクレームに対しても感情的に揺さぶられることが減っていきました。
変えてから半年後の私
ケアマネをやめなくて、本当によかったと今は思っています。
もちろん今もしんどい日はあります。完璧な日なんて一日もありません。でも「しんどい」と感じても、次の日には立ち直れる自分になれました。
まとめ
| 気持ち | 本当の意味 |
|---|---|
| 「やめたい」と思う | 真剣に取り組んできた証拠 |
| 限界を感じる | 助けを求めていいサイン |
| しんどい | 変えるべき何かがある状態 |
「やめたい」は終わりじゃなく、
変わるための始まりかもしれません。
一人でしんどさを抱えているケアマネママへ。
あなたはよくやっています。
毎日出勤しているだけで、すごいことです。
子どもを育てながら、人の人生に寄り添い続けているのは、本当に尊い仕事です。
やめる前に、一度だけ「今の状況を変える方法」を探してみませんか。私はそれを選んで、今があります。
しんどいあなたに、届きますように。
一人じゃないよ、と伝えたくて書きました。
いつでも、ここに戻ってきてください🌸
一緒に頑張りましょう✨
