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支援経過を即作成!スマホで速く書くコツとアプリで「音声録音→文字起こし→AI文章生成」活用法 〜育児と業務を両立するママケアマネのための実務ワークフロー〜

目次

はじめに

支援経過を書く時間が足りない、移動や育児の合間にまとめると精度が下がる――そんな悩みは多いはずです。
録はケアの質、多職種連携、利用者の安全に直結します。手早く正確に記録するための有効な方法として、今回は「音声録音→文字起こし→AI文章生成」を中心に、スマホでの即入力術を具体的に解説します。
最初に少しだけ準備をすれば、以降の時間短縮効果は大きいです。

よくある悩み

  • 訪問後に書こうとしても時間がなく、記録が溜まる。
  • 書くときに何を書けば良いか迷って冗長になってしまう。
  • 音声入力は便利だが誤変換や整形に手間がかかる。
  • 記録の専門性(観察と評価の分離、根拠提示)が保てないことがある。

課題の本質

  • 書く「型」がないため、情報取捨選択に時間がかかる。
  • スマホで効率よく扱えるツールとルールの整備不足。
  • 音声→テキストの精度と、その後の文章化の流れの確立が必要。

おすすめのワークフロー(最短ルート)

  • 訪問で短い音声録音(スマホで)にまとめる
  • 録音を文字起こしツールでテキスト化(自動化)
  • 文字起こしをAIに渡して「支援経過」「要約」「記録フォーマット化」を行う
  • 実際に送信・保存する前に最終チェックと合意事項の追記

この流れは「手を使う時間」を最小化しつつ、AIを使って読みやすく専門性ある文章に整形する点が特徴です。

具体的手順(音声録音→文字起こし→AI生成の実務フロー)

A. 訪問前準備(5分の初期投資で日々が楽に)

  • テンプレの準備:主訴/客観所見/評価/計画 の見出しを用意しておく(メモテンプレ)。
  • スマホの録音アプリを決める(iPhoneのボイスメモ、Androidの録音アプリ、または専用の会議録音アプリ)。
  • 文字起こしサービスを決める(自動でクラウド変換するサービス、もしくは端末内で変換できるアプリ)。セキュリティ(医療・介護情報の取扱い)を確認して利用規約を読む。
  • AI出力のテンプレ(社内フォーマットや自分の定型文)を用意しておく。

B. 訪問中(短時間で要点を録る)

  • 記録の目的を伝え同意を取る
    (例:「今回の訪問内容を簡単に録音して後で記録にまとめてもよろしいですか?」)。同意は必ず記録に残す。
  • 3点ルールに従い、短く話す
    1) 主訴(利用者・家族の申告) 2) 客観所見(観察した具体的事実) 3) 合意・約束(誰が何をするか)
  • 例(そのまま録音する言い方)
    「主訴、利用者Aさんより『夜間に転倒しそうになった』との訴え。所見、歩容は歩幅狭小、立ち上がり補助必要。環境は寝室の照明暗め。薬は朝のみ抜けあり。合意、娘さんへ夜間照明の改善を依頼、訪問介護で夜間見守り調整希望。次回訪問は一週間後。」

C. 移動中または業務の合間:文字起こし→AI生成

  • 録音を文字起こしツールにアップする(自動アップロード設定が便利)。
  • 文字起こしをダウンロード(もしくはアプリ内で確認)したら、音声起こしテキストをAIに渡す。「支援経過のフォーマットで要約」「介入提案を追加」「SBAR形式で整形」など、具体的な指示を与えます。
  • 例のAIプロンプト(テンプレ):「下記の文字起こしを『主訴/客観所見/評価(根拠)/計画(担当・期限)』の見出しで短く整形してください。誤変換の薬剤名や数値は太字で注意喚起してください。」(実際には太字でなく「薬剤名要確認」などにする)
  • AIが整形した下書きを受け取り、重要箇所(薬名・数値・合意)をチェックし、必要があれば手直し。

D. 帰社前(最終チェック・保存・共有)

  • AI文章を見直し、誤変換・意味の取り違えがないか確認。特に薬剤名と日付、合意事項を確認。
  • 記録として保存・送信(電子カルテや事業所の記録フォルダに入れる)。介護ソフトへの転記など。
  • 録音ファイルの保管・削除ルールに従う。不要な録音はプライバシー保護のため速やかに削除するか、暗号化して保管。

音声録音→文字起こし→AI生成のメリットと注意点

メリット

  • 手入力時間を大きく削減できる(録音→自動化で作業が早い)。
  • 訪問直後の生情報を正確に残せる(後で言い間違い等の補正が可能)。
  • AIで専門性ある文章フォーマットに整形すると多職種に伝わりやすい記録ができる。

注意点(必ず守るべきポイント)

  • 同意と説明:録音・文字起こしを行う前に必ず利用者または代理人の同意を得る。録音の目的、保存期間、共有範囲を明示する。
  • セキュリティ:録音データや文字起こしデータ、AIサービスの扱い(クラウド保存場所、暗号化、外国サーバー利用など)を確認。個人情報保護に関する事業所のルールに従う。
  • 誤変換の確認:文字起こしやAI出力は完璧ではない。特に薬剤名・数値・合意事項は必ず目視で確認する。
  • 専門的判断の明示:AIが生成した文章は必ず「観察(事実)」と「評価(専門的判断)」を分けているか確認し、必要なら追記して専門職としての根拠を明確にする。

テンプレ例(AIに与えると良い指示と出力フォーマット)

AI入力プロンプト例(簡易)

「以下の文字起こしを、介護支援記録の『主訴/客観所見/評価(根拠)/計画(担当・期限)』の見出しで、300字以内に簡潔に整理してください。薬剤名・数値は必ず手直しのために[確認要]タグを付けてください。利用者の同意があることを冒頭に記載してください。」

AI出力イメージ

  • 同意:利用者・家族へ録音・記録について同意済み。
  • 主訴:夜間に転倒しそうになったと申告。
  • 客観所見:歩幅狭小、立ち上がり補助必要、寝室照明が暗い。薬の抜けあり(朝薬)。
  • 評価:夜間の転倒リスク増加と判断(観察:歩行不安定)。薬の服薬管理に課題。
  • 計画:家族へ夜間照明改善を依頼(娘了承)/訪問介護へ夜間見守り相談(担当:事業所、期限:1週間内)/次回訪問:1週間後。[薬名・数値は確認要]

おすすめのアプリ

無限文字起こし

このアプリは、録音+文字起こし機能がついたアプリです💡
ボタンひとつで、録音が始まり、ストップすると自動で文字起こしをしてくれます。
文字を起こした文章を、全コピーすることができる
ので、重宝します!

まとめ

リリイ

「音声録音→文字起こし→AI文章生成」を取り入れると、訪問直後の生情報を逃さず高品質な記録に短時間で仕上げられます。初期設定(録音アプリ、文字起こしサービス、AIプロンプト、同意ルール)に少し手間はかかりますが、週単位で見れば大きな時間短縮になります。育児と業務を両立する30〜40代のママケアマネの皆さん、まずは1週間トライして、効果を実感してみてくださいね!
一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

「ケアマネ×IT定時で帰ろう!」運営者。
🟧主任介護支援専門員歴15年以上
🟧社会福祉士、介護福祉士国家資格保有
✅子育て中のママケアマネを応援し、定時で帰る働き方や家庭との両立を目指した情報を発信しています。

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